GTM トリガーの種類 JavaScript エラー(トリガーのタイプ)

サイト中のJavaScriptエラー発生をトリガーの条件にします。GTMとは関わりのないJavaScriptエラーでも対象とするためサイト内のJavaScriptのエラーをGoogleアナリティクスなどで検出したい場合に有用ですが、GTMより早く発生したJavaScriptのエラーは検知できない場合があります。Googleアナリティクスに記録する場合は組み込み変数の「エラー」の情報を利用します。

このトリガーの発生場所

「このトリガーの発生場所」で「一部のJavaScript エラー」をクリックするとURLなどで発生条件をコントロールすることが可能です。条件の右にある+や-をクリックすると条件を増減させることが可能で、指定した条件は全てを満たす場合に条件成立になります(AND条件)。もし「AおよびBのURLで発火」のようなOR条件を実現したい場合は、AのトリガーとBのトリガーを用意し、タグに両方のトリガーを設定することで実現します。

対象

左側のリストボックスには対象を指定し、主にURL特に組み込み変数の「Page Path」で発火URLの制御を行います。

条件

JavaScriptエラーでは主にサイトURLを対象にするため「等しい」「含む」「先頭が一致」「最後が一致」「等しくない」「含まない」「先頭が一致しない」「最後が一致しない」「CSSセレクタに一致する」「CSSセレクタに一致しない」を使います。正規表現を利用すると詳細な指定が可能ですが、前述の条件で満たせることが多いため、正規表現まで必要なことは少ないです。「小さい」「以下」「大きい」「以上」は対象を数値の変数にしている場合に利用して、商品金額が●●以上のような条件指定に利用しますがレアケースです。

代表的な指定例

ページを条件にする場合

対象に「Page Path(ドメインなしのURL)」や「Page URL(ドメイン込みのURL)」、条件に「等しい」「含む」「先頭が一致」「最後が一致」「等しくない」「含まない」「先頭が一致しない」「最後が一致しない」などを指定して、このトリガーが起動するURLを指定します。

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