【Excel初心者向け】日付を思い通りに表示する方法 - 書式設定ガイド
Excelでは「2019/1/6」のような形式で日付を入力すると、自動的にセルが日付データとして認識されます。日付データは単なる表示上の文字列ではなく、計算や並べ替えなどの操作が可能な特殊なデータ型です。
同じ日付データでも、目的に応じて様々な表示スタイルを選択できます。この記事では、Excel日付表示のカスタマイズ方法を詳しく解説します。

基本的な表示形式
「ホーム」タブの「表示形式」グループから簡単に選択できる基本的な日付形式には以下があります:
- 「短い日付形式」- 例:2019/1/6(YYYY/M/D)
- 「長い日付形式」- 例:2019年1月6日(YYYY年M月D日)
これらの基本形式だけでは表現に限界があるため、より詳細なカスタマイズには「その他の表示形式」を活用します。

その他の表示形式

その他の表示形式では下記のようなものが代表的です。
年月のみ表示

月日のみ表示

外国表記

ユーザー定義で細かく調整
より細かい表示形式をカスタマイズしたい場合は「ユーザー定義」を使用します。
桁揃えのテクニック
日付や月が1桁の場合(例:1月、6日)、見た目を整えるために桁を揃えたいことがあります。
- 基本形式:「yyyy/m/d」→ 2019/1/6
- 桁揃え形式:「yyyy/mm/dd」→ 2019/01/06

曜日の表示
曜日を追加表示するには「aaa」という特殊コードを使用します。
- 例:「yyyy/mm/dd(aaa)」→ 2019/01/06(日)

他にも、「aaaa」で「日曜日」のように曜日をフルネームで表示できます。


表示形式のカスタマイズ例
表示形式コード | 表示例 | 説明 |
---|---|---|
yyyy/mm/dd | 2019/01/06 | 年月日を桁揃えして表示 |
yyyy年mm月dd日 | 2019年01月06日 | 和暦形式で桁揃え |
yyyy/mm | 2019/01 | 年月のみ表示 |
mm/dd(aaa) | 01/06(日) | 月日と曜日表示 |
これらの表示形式を活用することで、業務やプレゼンテーションの目的に最適な日付表現が可能になります。
Excel完全マスター: 関数・テクニック・新機能を網羅した決定版ガイド

本書は、Excelの基礎から応用まで、包括的に学べるガイドブックです。当サイトの豊富な情報を、電子書籍向けに最適化し、読みやすく再構成しました。
【本書の特徴】
- 情報量:Word-A4サイズ換算で1,400ページ相当
- 基本操作から高度なテクニックまで、段階的に学習可能
- 140種類の関数を詳細に解説
- 109種類の実用的なテクニックと具体例を紹介
- 最新機能(XLOOKUP関数、LET関数、シートビュー、LAMBDA関数、スピル等)を徹底解説
【対象読者】
- Excel初心者からプロフェッショナルまで
- 体系的にExcelスキルを向上させたい方
- 業務効率化を目指すビジネスパーソン
- データ分析や可視化のスキルを磨きたい方
【本書の強み】
- 実務に即した例題と解説
- 視覚的な図表やスクリーンショットで理解を促進
- 最新のExcelバージョンに対応した内容
- 著者の長年の経験に基づく、実践的なTipsを多数収録
【更新とサポート】
- 常に最新の情報を反映するため、定期的に内容を更新
- 最新版の入手方法:Amazonカスタマーサポートへお問い合わせください
【入手方法】
- 買い切り:950円
- Kindle Unlimited:読み放題プランで利用可能
Excelマスターを目指す方、業務効率を劇的に向上させたい方に、自信を持っておすすめできる一冊です。この1冊で、Excelの可能性を最大限に引き出す力が身につきます。