Excel 数値を指定桁数で四捨五入し、カンマ区切りの書式設定した文字列に変換(FIXED関数)

2020年5月19日

FIXED関数は数値をカンマ区切りの文字列に変換する関数です。

表示だけでよければ書式設定で事足りますが、

他の文字列関数と組み合わせたい時に文字列に変換する用途に使用します。

この記事では、その仕様と使い方を紹介します。

仕様

=FIXED(数値,桁数,桁区切り)
引数省略時の値説明
数値省略不可文字列に変換する数値を指定
桁数2小数点以下の桁数を数値で指定
桁区切りFALSETRUE:なし
FALSE:3桁カンマ区切り
引数の詳細

桁数

桁数の値説明
-2百の位
-1十の位
0一の位
1小数点以下第1位
2小数点以下第2位

実行例

結果は文字列となるので初期状態では左揃えになります。

そのまま表示すると数字としては読みづらいので右揃えにしましょう。

FIXED関数の実行結果一覧

スピルを利用する方法とメリット

Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。

これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。

スピルの利用には何れかの引数を複数セルの範囲で指定します。

スピルでFIXED関数を記述する例(E3セル)
スピルでFIXED関数を記述する例(E3セル)

数式を入力するのは最初の一つのセルですが、

引数で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。

E3に指定したFIND関数がE12まで自動拡大
E3に指定したFIND関数がE12まで自動拡大

スピルを利用することで今回の例では、

E3セルに入力するだけでよいため(E12以降にコピーペーストが不要)

以下のメリットがあります。

  • 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
  • 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
  • 絶対参照が不要
  • 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。

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