Excel 時分秒を計算(足し算・引き算)し●●前や○○後を取得する方法
Excelの日時はシリアル値という特殊な状態で管理されているため
それを計算して●●秒前(引き算)や●●分後(足し算)を出すには特有の方法が必要です。
この記事では3つの方法および、それぞれの特徴とメリットを紹介します。
時分秒を計算(足し算・引き算)する方法
セル参照を使用
最も単純で分かりやすい方法です。
どうしても一つのセルに納めたいという事情がなければ、この方法で十分です。
足し算・引き算する時刻のセルを作り別のセルで計算するだけです。
どの方法を利用しても足し算では未来(後)の時刻、引き算では過去(前)の時刻になります。
TIME関数を使用
一つのセルで納めたい場合はTIME関数を使用します。
引数に時分秒を指定して、その結果を計算します。
=TIME(時,分,秒)
シリアル値を理解して計算
シリアル値は一日を整数1として、時分秒は1未満の少数で表現されています。
1時間は「1÷24」、1分は「1÷24÷60」、2秒は「1÷24÷60÷60」です。
これを利用することで計算が可能です。
ただしこの方法は数式が長く難解になるため
感覚的に判りやすいTIME関数の利用を推奨します。
この方法の利用を推奨する場面はありませんが、
シリアル値を理解している人はこの方法を用いる場合が多いため
この方法があると知っておく方が好ましいため紹介しました。
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