Excel 時、分、秒を指定して時刻(シリアル値)を取得(TIME関数)

2020年5月18日

TIME関数は引数に時分秒を指定し、

対応する時刻(シリアル値)を取得する関数です。

単純に時刻を入力したい場合は

12:30:46のように時刻形式でセル入力をする方が適切です。

このTIME関数は何らかの数式で時、分、秒を計算する場合に組み込むための関数です。

この記事ではそのTIME関数の仕様と引数ごとの実行例を紹介します。

仕様

=TIME(時,分,秒)
引数省略時の値説明
省略不可時(0~23)を数値で指定
省略不可分(0~59)を数値で指定
省略不可秒(0~59)を数値で指定
引数の詳細

実行例

引数と実行結果です。

TIME関数の引数と実行結果

負の数を指定すると#NUM!エラーとなりますが

制限より大きい数字を指定すると余りを残して切り捨てられます。

(61分を指定すると60で割って余りの1分)

文字など数値以外をすると#VALUEエラーとなります。

なおシリアル値は日付を整数部、時分秒以下を小数部で表現するため

日付と時刻を単純に加算すると日時のデータになります。

日付と時刻を加算して日時データにする例

スピルを利用する方法とメリット

Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。

これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。

スピルの利用には引数を範囲で指定します。

スピルでTIME関数を記述する例
スピルでTIME関数を記述する例

数式を入力するのは最初の一つのセルですが、

引数で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。

E3に指定したTIME関数がE10まで自動拡大
E3に指定したTIME関数がE10まで自動拡大

スピルを利用することで今回の例では、

E3セルに入力するだけでよいため(E4以降にコピーペーストが不要)

以下のメリットがあります。

  • 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
  • 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
  • 絶対参照が不要
  • 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。

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