UiPath Excel ブックの全シートを取得 アクティビティ

2019年11月19日

「ブックの全シートを取得」はUiPathで

Excelのブックから全シート名を

一括で取得するアクティビティです。

この記事ではその使い方と機能を紹介します。

アクティビティの使い方

まず「Excel アプリケーション スコープ」を

設置しブックのパスに読み込むファイルを指定します。

そして「Excel アプリケーション スコープ」の中に

「ブックの全シートを取得」をドラッグします。

「Excel アプリケーション スコープ」の中に「ブックの全シートを取得」をドラッグする図解

読み込むシートのサンプルは

下のようになっています。

このシート名を取得します。

読み込むシートのサンプル

全シート名の取得する変数はList<String>型です。

Listは複数の変数をまとめて保持する

配列という種類の変数です。

List<String>型は複数の

String(文字列)を管理します。

このList型は初期状態では

変数の型の一覧に存在しないため

「型の参照」から検索する必要があります。

「変数の型」から「型の参照」を選択する図解

「型の名前」にList<T>と入力し、

下の一覧からList<T>を指定します(①)。

次にTがStringであることを指定します。

これはList型がジェネリックという種類の変数で

様々なデータ型の配列を格納できるもので

変数設定時に何を格納するのか(<T>の部分)を

指定する必要があります。

List<String>を設定する図解

その変数を「ブックの全シートを取得」の

「出力」プロパティの結果に指定します。

List<String>型の変数を宣言し、出力プロパティに指定する図解

番号を指定して表示する方法

取得したシート名をメッセージボックスに表示してみます。

配列変数(0から始まる番号)の形式で指定します。

番号は0が最初、1が2番目、2が三番目…と続きます。

番号0(最初)のシート名を指定するキャプチャ

この状態でUiathを起動すると

指定ブックの最初のシート名が表示されます。

番号0(最初)のシート名が表示させるキャプチャ

番号を1にすると2番目のシート名が表示されます。

番号1(二番目)のシート名を指定するキャプチャ
番号1(二番目)のシート名が表示させるキャプチャ

繰り返し制御(ループ)で使用する方法

番号指定せずに全てのシートを

繰り返して処理する方法もあります。

それには「制御」の「並列繰り返し(コレクションの各要素)」を

「ブックの全シートを取得」の後にドラッグします。

「制御」の「並列繰り返し(コレクションの各要素)」を「ブックの全シートを取得」の後にドラッグする図解

並列繰り返しのTypeArgumentプロパティにString、

コレクション値プロパティに「全ブックのシート名」を

取得したList型変数を指定します。

次にForeach項目に個別のシート名を

取り扱う変数名を設定します。

この変数はループの度に

その時の処理対象のシート名が格納されます。

なおこれは変数ではありますが、

変数タブで指定する必要はありません。

今回の例ではメッセージボックスに指定します。

このUiPathを動かすと

シート名が一つずつポップアップされます。

並列繰り返しのプロパティに各値を設定する図解

用途

ブック内に存在する複数のシートに対して

同様な処理を行いたい場合に利用します。

「ブックの全シートを取得」で

シート名の配列を取得し、そのシート名を

他のアクティビティのシート指定に使用します。

プロパティ

共通

表示名を設定します。

表示名のキャプチャ

表示名はデザイナーパネルに反映されます。

デザイナーパネルの表示例

「ブックの全シートを取得」アクティビティが

一つであればそのままで良いですが

複数ある場合はどのファイル・ブックを

対象としたいかを反映した名前を

付けるようにしましょう。

出力

値を受け取るList<String>型の変数を指定します。

出力のキャプチャ

その他

UiPathのログに引数や変数の値が

表示されるかを指定します。

機密性の高い情報を取り扱う場合にのみ

チェックする必要があります。

プライベートのキャプチャ

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