Power Automate 「Office 365 Outlook のフラグが設定されたメールを OneNote にコピーする」テンプレートの利用方法
Power Automateには多くのテンプレートが存在するため
これを探して流用すると効率的にPower Automateを利用できます。
「Office 365 Outlook のフラグが設定されたメールを OneNote にコピーする」
Offce365でメールにフラグを設定した際にOneNoteに転記するテンプレートです。
フラグはタスク管理に利用しますが、処理状況を自分だけでなく
グループなどで共有したい場合に選択肢になるテンプレートです。
この記事では、このテンプレートの使い方を紹介します。
手順
まず記録用のOneNoteを新規作成しセクションまで作成します。
今回は「テストノートブック」の中に「フラグつきメール」セクションを作成して利用します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-160.png)
次にPower Automateの画面の「テンプレート」から
「office 365 Outlook のフラグが設定されたメールを OneNote にコピーする」を選択します。
かなり奥にあるため探すより検索する方が早いでしょう。
![Power Automateの画面の「テンプレート」から「office 365 Outlook のフラグが設定されたメールを OneNote にコピーする」を選択](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-161.png)
下のような画面が表示されます。
フローの接続先は基本的にログインしているアカウントになります。
表示されているアカウントの内容で良ければ、そのまま「続行」をクリックします。
別アカウントのメールに切り替える必要がある場合は
「…」ボタンより「新しい接続先を追加」でログイン情報を入力する必要があります。
![フローの接続先設定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-162.png)
ログイン情報を設定し「続行」をクリックしたら、
フラグ設定検知トリガーの「When an email is flagged」の
ピッカーをクリックして監視対象のフォルダーを選択します。
この対象はinboxか受信トレイとなることがが殆どでしょう。
他の項目は任意です。必要であれば設定しましょう。
![監視対象のフォルダーを選択](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-163.png)
次のステップの「Create page in a section」はOneNoteに転記するステップです。
まずラベルをクリックして開き、ノートブックキーを指定します。
右のピッカーで転記先のノートブックを選択します。
(選択可能なのはログインユーザでアクセスできるノートブックだけです)
キーの次はセクションも選択します。
![ノートブックキーとノートブックセクションを設定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-164.png)
最後に「保存」をクリックすると変更が反映されます。
![「保存」をクリック](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-105.png)
この状態でOffice365のメールにフラグ設定をするたびに転記されます。
転記内容は件名、本文、差出人で特に期限などは設定できません。(ページ名なし)
運用例としてその日のうちに終わればページを削除、終わらなければ
タイトルに期限などを入力するなどが想定されます。
![転記結果](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-165.png)
ただしクラウドサーバの待ち時間や連続受信の制御などが入るため
メール受信して即実行されるかは限りません。
もし動作状況が気になるなら実行履歴を確認します。
更に左上の「←」をクリックするとフロー名や詳細説明を更新可能です。
![左上の「←」をクリックするとフロー名や詳細説明を更新可能](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-166.png)
「編集」をクリックするとフロー名と説明を編集可能です。
監視条件や書き込むノートブックなどを具体的にしたフロー名や説明を入れると良いでしょう。
![「編集」をクリックするとフロー名と説明を編集可能](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-167-1024x362.png)
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