Power Automate 「ファイルの削除(Google Drive)」アクション
「ファイルの作成(Google Drive)」はGoogle Driveの任意のファイルを削除するアクションです。
この記事では、その使い方とファイル名指定(同名ファイルが存在するかを確認)して
削除する方法を紹介します。
利用方法
フローにステップを追加する際に「Google Drive」コネクタを選択します。
「標準」の少し下の方にあります。
![「Google Drive」コネクタを選択](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-143.png)
「アクション」より「ファイルの削除」を選択します。
![「アクション」より「ファイルの削除」を選択](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-221.png)
「ファイルの削除」ステップが追加されるので対象のファイルを設定します。
ここはフォルダーのピッカーで指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-222.png)
ファイルパスが表示されるのでキー入力で指定出来そうですが、
中身が実はファイルIDという別物のため実行するとエラーします。
ファイルパスなのは見た目だけです。ファイルパスで指定する方法は後述します。
この状態で保存しフローを起動すれば指定ファイルが削除されます。
ファイル名指定(同名ファイルが存在するかを確認)して削除する場合
このアクションはファイルパスやファイル名では指定出来ません。
また削除する際に指定ファイルのがないとエラーしてしまいます。
そのエラーを回避(事前にチェックして削除)する方法は以下の通りです。
まずGoogle Driveの「フォルダー内のファイルのリスト」を追加します。
![Google Driveの「フォルダー内のファイルのリスト」を追加](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-223.png)
削除対象のファイルが存在するフォルダを指定します。
![削除対象のフォルダが存在するフォルダを指定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-224.png)
新しいステップとして「コントロール」コネクタを指定します。
![新しいステップとして「コントロール」コネクタを指定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-225.png)
「Apply to each」アクションを指定します。
![「Apply to each」アクションを指定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-226.png)
「以前の手順から出力を選択」に動的なコンテンツの「本文」を指定します。
![「以前の手順から出力を選択」に動的なコンテンツの「本文」を指定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-230.png)
「アクションの追加」をクリックします。
![「アクションの追加」をクリック](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-231.png)
「コントロール」より「条件」を追加します。
![「コントロール」より「条件」を追加](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-232.png)
「条件」の左側に動的なコンテンツの「Name」、
中央は「次の値に等しい」、右側に削除したいファイル名を指定します。
右側のファイル名は添付ファイルなどの、
他のアクションの動的なコンテンツになる場合もあります。
![「条件」の左側に動的なコンテンツの「Name」、「条件」の左側に動的なコンテンツの「Name」を指定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-233.png)
「はいの場合」の中にGoogle Driveの「ファイルの削除」を追加し、
ファイルに動的なコンテンツの「Id」を指定します。
![「はいの場合」の中にGoogle Driveの「ファイルの削除」を追加し、ファイルに動的なコンテンツの「Id」を指定](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2020/06/image-234-1024x425.png)
この状態でフローを保存すると、同名ファイルが存在すれば削除する状態になります。
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