Power Automate 「ワークシートの取得(Excel Online (Business))」アクション

2021年11月7日

「ワークシートの取得(Excel Online (Business))」は

Excelに存在するシートの一覧を取得するアクションです。

この記事では、その使い方を紹介します。

利用方法

フローにステップを追加する際に「Excel Online (Business)」コネクタを選択します。

「標準」より「Excel Online (Business)」を選択

「アクション」より「ワークシートの取得」を選択します。

「アクション」より「ワークシートの取得」を選択

「ワークシートの取得」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。

パラメーターを設定
項目必須説明
場所接続可能なOneDriveとSharePointの一覧が表示されるので
その中からワークシート一覧を取得するファイルのある場所を選択。
ドキュメントライブラリOneDriveの場合OneDrive、SharePointの場合、ドキュメントを選択
ファイル右のディレクトリアイコンのピッカーでファイルを選択。
ファイルパスに見えますが、表示だけで中身はIDです。
指定ファイルを削除してから、同名ファイルを作成しても別として扱われてしまいます。(再指定が必要)

次に新しいステップに「コントロール」コネクタを指定します。

「コントロール」コネクタを指定

そして「Apply to each」アクションを指定します。

「Apply to each」アクションを指定

「以前の手順から出力を選択」に動的なコンテンツの「value」を指定します。

「以前の手順から出力を選択」に動的なコンテンツの「value」を指定

これにより「Apply to each」の中に指定したアクションが

ファイル内に存在するワークシートの分だけ繰り返されます。

(繰り返されるたびに異なるシートを対象とする)

動的なコンテンツ

後続のステップで使用する項目は以下の通りです。

項目変数の種類内容
ID文字列シートのID
名前文字列シートの名前
位置整数左端を0とした追加シートの位置
表示対象文字列表示…Visible
非表示…Hidden

Power Automateを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1500ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、

頻出テクニック、実用例を紹介。(目次

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連記事