Power Automate 「ツイートの検索(Twitter)」アクション

2021年11月7日

「ツイートの検索(Twitter)」は条件を指定してツイートを検索するアクションです。

例えばスケジュール済みクラウド フローで定期的に検索し、

条件によって保存やリツイートするような利用方法が考えられます。

この記事では、その使い方を紹介します。

利用方法

ステップを追加する際に「Twitterコネクタを選択します。

Twitterコネクタを利用したことが無ければログイン情報を設定する必要があります。

「Twitter」コネクタを選択

アクション」より「ツイートの検索」を選択します。

「アクション」より「ツイートの検索」を選択

「ツイートの検索」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。

項目必須説明
検索テキスト検索するツイートの本文を指定します。
結果の最大件数一致結果の取得件数を制限します。
省略すると20件です。
sinceId検索結果が指定ツイートID以降のツイートになります。

このアクションを起動すると、起動したタイミングより

時間を遡って検索しツイートとリツイートを取得します。

ツイートIDは時間順で振られるためsinceIdを指定すると

そのツイート以降に投稿されたものに制限されます。

定期的に起動する場合は、何らかのファイルに保存しておくと

同じツイートを重複して取得することが避けられます。

(投稿数が多いとそれ以前に最大件数にかかってしまいますが)

1件あたりの取得時間に数秒かかる場合があるので

最大件数は一度に大きな数を指定するのを避け、

20件ずつなど徐々に増やして実験することを推奨します。

ツイート情報の取得

アレイ(配列)の形で結果が帰るため「Apply to each」で繰り返す必要があります。

それには、まず「組み込み」より「Control」(環境によってはコントロール)を選択します。

「組み込み」より「Control」を選択

アクション」より「Apply to each」を選択します。

「アクション」より「Apply to each」を選択

Apply to each」ステップが表示されるので「以前の手順から出力を選択」に

動的なコンテンツの「body」を指定します。

また「Apply to each」を置かずに動的なコンテンツの「ツイート テキスト」などを選択すると

Apply to each」が自動作成されるためそれに頼っても構いません。

「Apply to each」ステップが表示されるので「以前の手順から出力を選択」に動的なコンテンツの「body」を指定

動的なコンテンツ

後続のステップで使用する代表的な項目は以下の通りです。

項目変数の種類内容
ツイートID文字列ツイートID
ツイート作成者文字列ツイートしたユーザID
作成日時文字列ツイートの投稿日時
ツイートテキスト文字列ツイートの内容
リツイート数整数リツイートされた数
メディアURL項目文字列(配列)ツイートの添付画像。配列のため「Apply to each」での繰り返しが必要
ツイートの言語文字列ツイートの言語(プロフィールの登録内容)
in_reply_to_user_id文字列リプライ先のユーザID
お気に入りの数整数ハートを付けられた数
名前文字列ツイートしたユーザの表示名
場所文字列ツイートしたユーザの場所(プロフィールの登録内容)
説明文字列ツイートしたユーザの自己紹介
プロフィールの画像URL文字列ツイートしたユーザのプロフィールの画像URL

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