Power Automate Desktop 変数の利用とテスト

2021年7月31日

この記事では変数の初歩的な使い方(数値計算、文字列結合、テスト)を紹介します。

手順

数値計算

「変数」の中の「変数の設定」アクションをドラッグします。

この「変数の設定」アクションは新規・既存の変数の編集に利用します。

変数の設定ウインドウが表示されるので設定します。

「設定」には変数名、「宛先」には「設定」で指定した変数への設定値や数式を指定します。

(「設定」と「宛先」はそのうち名称が変わると思います)

変数名はいろいろルールがありますが、とりあえず

「半角英数時とアンダースコア(_)のみ利用、半角英字で始める」ようにしておくと無難です。

下の例では「num_1」(%で囲む)という変数に「10」を設定します。

次に、もう一つ、「変数の設定」アクションをドラッグし

このnum_1を使って計算をします。

実際にフローを作る場合は「変数の設定」一つで済ませるほうが良いです。

変数の設定ウインドウの設定をします。

このウインドウの{x}は既存の変数の選択に利用します。

下のように設定すると変数num_1に「(2 × num_1) + 5」の計算を行います。

num_1には10が設定されているので、結果は30になりnum_1に格納されます。

(%で囲まないと固定値、囲むと数式になります)

文字列結合

文字列にも「変数の設定」アクションを利用します。

(2021年7月のアップデートで複数行の文字列が設定可能になりました)

下の例では変数「str_1」に「xyz」を設定します。

次に文字列の結合を行います。

それには%で囲んだ中に + で繋ぎ、固定値の文字列は’で囲みます。

下の例では結果は「abcxyzABC」になります。

テスト

フロー作成ウインドウの右側はインスペクタになっています。

(実行中のプログラムの変数の中身などを表示する機能)

これを活用することで細かく挙動を確認しながら効率的にフロー作成が可能です。

テスト実行の方法にはステップ実行とブレークポイントがあります。

ステップ実行

1アクションごとに動かして変数の中身を確認する方法です。

▷|をクリックすると1アクションずつ実行します。(▷は最後まで実行)

右側のインスペクタにはその時々の変数の内容が表示されます。

更に▷|クリックすると続けて1アクションずつ進みますが、

途中で▷をクリックすると最後までフローが動作します。

(エラーや後述のブレークポイントがなければ)

ブレークポイント

必要な個所まで動かしてから詳細にテストしたい場合は、

ブレークポイントを利用すると効率的です。

アクションの左をクリックすると(ブレークポイント)が表示されます。

この状態で▷をクリックすると、そのアクションで一時停止します。

そこから▷|で1アクションずつ動かしてもよいですし、

▷で一気に進めても構いません。

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条件分岐(IfとSwitch)

条件分岐の基本的な使い方を紹介します。

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