Power Automate Desktop 「Excel ワークシートからセルをコピー」アクション
「Excel ワークシートからセルをコピー」は指定セル範囲をコピーするアクションです。
コピーした内容は「Excel ワークシートにセルを貼り付け」でペーストします。
利用方法
まず「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」に対象のファイルを指定し、
「アクション」の「Excel」、「詳細」より
「Excel ワークシートからセルをコピー」をドラッグします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-63.png)
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-64.png)
転記を行うには、このアクションの後に「Excel ワークシートにセルを貼り付け」で
別のセル範囲にペーストする必要があります。
パラメータ
Excel インスタンス
対象のExcelファイルを「Excelの起動」か「実行中のExcelを添付」で
生成された変数を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/03/image-346.png)
コピーモード
コピーするセル範囲の設定方法を選択します。
選択によって追加で指定するパラメータが変わります。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-65.png)
もし対象ファイルに複数のシートがあるファイルの場合は、
どのシートがアクティブになっているか不明確なため
「アクティブなExcelワークシートの設定」でシートも指定しておきましょう。
単一のセルの値
「先頭列」と「先頭行」でセル位置を指定します。
両方1を指定するとA1セルをコピーします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-66.png)
セル範囲の値
次のように指定するとA1~E21の範囲の値をコピーします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-67.png)
選択範囲の値
選択している範囲の値をコピーします。
この場合、追加で指定するパラメータはありません。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-68.png)
ワークシートに含まれる使用可能なすべての値
現在アクティブなシート全体をコピーします。
追加で指定するパラメータはありません。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2023/03/image-123.png)
生成された変数
このアクションには存在しません。
エラー発生時
必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。
何らかの理由でコピーに失敗するとエラーが発生します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-69.png)
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