Power Automate Desktop 改行を式で利用する方法
この記事を書いている時点(2021年6月)では
(VBのvrCrLfのような)改行コードを指定する定数を見つけられなかったため
アクションの応用で改行を変数化して利用する方法を紹介します。
手順
まず「テキストに行を追加」アクションを設置し、
「元のテキスト」と「追加するテキスト」にそれぞれ1文字指定します。
(例では1と2。特殊な文字でなければ何でもよいため、半角英数字がよいでしょう)
次に「サブテキストの取得」アクションを設置し、次のように指定します。
項目 | 設定値 |
---|---|
元のテキスト | 「テキストに行を追加」アクションで生成された変数 名前を変えていなければ、%Result% |
開始インデックス | 文字の位置 |
文字の位置 | 2 |
長さ | 文字数 |
文字数 | 1 |
「サブテキストの取得」が実行されると生成された変数に改行コードが格納されます。
これにより改行を式の中に含めることが可能になります。
名前を変えていなければSubtextですが、NewLineなどのほうがわかりやすいでしょう。
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