Excel Office スクリプト ウインドウ枠の固定設定
Office スクリプトによるウインドウ枠の固定設定を紹介します。
目次
使い方
セル範囲指定
次の構文で行います。(赤字は可変部分)
// シートを変数化
let 変数名 = workbook.getWorksheet(シート);
// 固定
変数名.getFreezePanes().freezeAt(変数名.getRange(セルアドレス));
セルアドレスには固定する範囲を指定します。
例えば通常の操作ではセルD6を選択するとA1:C5で固定されますが、
同じことを行う場合は A1:C5 を指定します。
行指定
次の構文で行います。(赤字は可変部分)
workbook.getWorksheet(シート).getFreezePanes().freezeRows(行数);
行数に3を指定すると1~3行目が固定されます。
列指定
次の構文で行います。(赤字は可変部分)
workbook.getWorksheet(シート).getFreezePanes().freezeColumns(列数);
列数に3を指定するとA~C列が固定されます。
固定の解除
次の構文で行います。(赤字は可変部分)
シート単位で解除されます。
workbook.getWorksheet(シート).getFreezePanes().unfreeze();
現在固定されている範囲の取得
次の構文で行います。(赤字は可変部分)
let 変数名 = workbook.getWorksheet(シート).getFreezePanes().getLocation();
console.log(変数名.getAddress());
ただし固定範囲がない場合は、 getLocation() の結果がundefinedになり、 getAddress() が失敗します。
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