Excel ウィンドウ枠固定:見出し行や列を常に表示し、大規模データの閲覧・編集を効率化する

2024年8月19日

ウィンドウ枠の固定は、Excelシートの特定部分を常に表示させることで、大規模なデータセットを効率的に閲覧・編集するための機能です。

主に表の項目行や列に使用され、スクロール時でも重要な情報を常に視野に入れることができます。

設定方法

  • 表示固定しない開始位置のセルを選択します。
  • 「表示」タブから「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
表示・ウインドウ枠の固定の場所
「表示」タブの「ウインドウ枠の固定」の場所

固定のパターン

上側の行を固定:

例: 4行目を選択すると、1~3行目が固定されます。

1~3行目(背景色ピンク)を固定した状態。太枠線が選択箇所。
1~3行目(背景色ピンク)を固定した状態。太枠線が選択箇所。

左側の列を固定

例: D列を選択すると、A~C列が固定されます。

A~C列(背景色ピンク)を固定した状態。太枠線が選択箇所。
A~C列(背景色ピンク)を固定した状態。太枠線が選択箇所。

上側と左側を同時に固定

例: D4セルを選択すると、1~3行目とA~C列が固定されます。

この場合、A1~C3のエリアは常に表示されます。

1~3行およびA~C列(背景色ピンク)を固定した状態。太枠線が選択箇所。
1~3行およびA~C列(背景色ピンク)を固定した状態。太枠線が選択箇所。

注意点

ページレイアウトモードでは、ウィンドウ枠の固定機能は使用できません。

印刷結果の確認が必要な場合は、以下のいずれかの方法を使用してください:

この機能を適切に活用することで、大量のデータを扱う際の作業効率が大幅に向上し、ミスの減少にもつながります。

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