Power Automate Desktop「メール メッセージの処理」アクション
IMAPで取得したメールに対して、以下の何れかを行うアクションです。
- 未読にする
- 削除する
- フォルダー移動
- 未読にする+フォルダー移動
利用方法
「アクション」の「メール」より
「メール メッセージの処理」をドラッグしますが、
このアクションには設置順があり、次の通りに設置します。
- 「メール メッセージの取得」
- 「For each」
- 「メール メッセージの処理」
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/09/image-54.png)
このアクションは「メール メッセージの取得」の結果である
メール メッセージのリスト(デフォルトの変数名はRetrievedEmails)を
「For each」の「反復処理を行う値」に指定して繰り返します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/09/image-56.png)
そして 「For each」 の中に「メール メッセージを処理」を設置する形になります。
よって「メール メッセージの取得」の取得条件が処理するメールの条件になりますが、
メール メッセージのプロパティによっては、それだけでは判定が不可能な場合があるため、
その場合は「For each」の中に更に「IF」などを追加することになります。
パラメータ
IMAP サーバー・ポート・SSL を有効にする・ユーザー名・パスワード・信頼されていない証明書を受け入れます
「メール メッセージの取得」 と同じ設定を行います。
処理するメール メッセージ
処理対象のメール メッセージを指定します。
基本的には「For each」で生成された変数(デフォルトの変数名:CurrentItem)を利用することになります。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/09/image-57.png)
操作
対象に行う操作を指定します。
フォルダー移動する場合は移動するフォルダー名を指定します。
- サーバーからメール フォルダーへ削除します
- メール メッセージを未読としてマークします
- メール メッセージをメール フォルダーへ移動します
- メール メッセージを未読としてマークし、メール フォルダーへ移動します
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/09/image-58.png)
エラー発生時
必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/09/image-95.png)
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基本的な使い方から各アクションの詳細な使い方、
頻出テクニック、実用例を紹介。(目次)
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