Power Automate Desktop「FTP 接続を開く」アクション

2023年7月26日

English version.

FTPで操作を行うために接続とログインを行うアクションですが、

現在、FTP接続が不可能なサーバが多いため

Secure FTP 接続を開く」の方を利用することが多いでしょう。

利用方法

「アクション」の「FTP」より「FTP 接続を開く」をドラッグします。

パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。

その後、FTP操作の各アクションを実施し、

最後に「接続を閉じる」アクションでFTPを終了します。

パラメータ

ホスト

FTPサーバのドメインかIPアドレスを指定します。

ポート

ポート番号を指定します。サーバから指定されますが初期値の21であることが殆どです。

もし22の場合は、 「Secure FTP 接続を開く」の方を利用します。

アクティブモード

ONの場合はアクティブモード、OFFの場合はパッシブモードで接続します。

ファイアフォールで守られている社内LAN環境などでは

パッシブモードでないと接続できないことがあります。

ユーザー名/パスワード

ログインするためのユーザとパスワードを指定します。

タイムアウト

接続の待ち時間を秒数で指定します。

基本的に変更する必要はありませんが、

FTPサーバの動作が重い場合は数値を大きくする必要があります、

生成された変数

アクションの実行結果が格納されます。

FTPConnection

FTP接続です。その後のFTP関連アクションでこの変数を利用します。

エラー発生時

必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。

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