Power Automate Desktop「Secure FTP 接続を開く」アクション
SFTPで操作を行うために接続とログインを行うアクションです。
「FTP 接続を開く」とは送受信を暗号化する点が異なり、
こちらのアクションでないと接続できないケースが多いです。
利用方法
「アクション」の「FTP」より「Secure FTP 接続を開く」をドラッグします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-102.png)
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-103.png)
その後、FTP操作の各アクションを実施し、
最後に「接続を閉じる」アクションでSFTPを終了します。
パラメータ
ホスト
SFTPサーバのドメインかIPアドレスを指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-95.png)
ポート
ポート番号を指定します。サーバから指定されますが初期値の22であることが殆どです。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-104.png)
Secure FTP プロトコル
接続モードを選択します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-105.png)
認証方法
ログイン方法を選択し、続いて認証情報を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-106.png)
タイムアウト
接続の待ち時間を秒数で指定します。
基本的に変更する必要はありませんが、
SFTPサーバの動作が重い場合は数値を大きくする必要があります、
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-99.png)
生成された変数
アクションの実行結果が格納されます。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-108.png)
SFTPConnection
SFTP接続です。その後のFTP関連アクションでこの変数を利用します。
エラー発生時
必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-109.png)
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