Power Automate 整数のアレイの中央値を取得

2024年3月12日

English version.

Power Automateでアレイ内の中央値を取得する方法を紹介します。

手順

Power Automateだけでは手間がかかるのでExcelシートを活用します。

Excelブック内にはテーブルを2つ用意します。

1つめはアレイの値を追加していく空のテーブルです。

サンプルでは「値テーブル」という名前にしています。

2つめは中央値計算用のテーブルです。

サンプルでは「結果テーブル」という名前にしています。

このテーブルには1行目にMEDIAN関数で式を設定しておきます。

=MEDIAN(値テーブル[値])

このExcelはOneDriveなど、Power Automateでアクセスできる場所に置きます。

次に何らかの方法で整数のアレイ変数を用意します。

アレイ変数の要素を「Apply to each」で繰り返します。

Apply to each」の中に「表に行を追加」を設置して次のように指定します。

項目設定値
・場所
・ドキュメントライブラリ
・ファイル
・テーブル
用意したExcelファイルの
置き場所とテーブル名を選択
動的なコンテンツ
「現在のアイテム」

このフローを実行するとExcelシートの 「結果テーブル」 に中央値が設定されます。

このExcelファイルに対して「表内に存在する行を一覧表示」で内容を取得すれば

Power Automateで中央値を取得することが可能です。

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