Power Automate 「テキストの位置の検索(テキスト関数)」アクション
indexOf()と同様に指定テキストの開始位置を検索するアクションです。
ExcelのFIND関数に近い機能です。
取得した開始位置は何らかのテキスト編集に利用するか、
指定テキストが存在するか、否かの判定に利用するのが頻度の高い用途です。
利用方法
フローにステップを追加する際に「テキスト関数」コネクタを選択します。
「テキスト関数」は「組み込み」タブに含まれています。

「アクション」より「テキストの位置の検索」を選択します。

「テキストの位置の検索」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。
「テキスト」に指定したテキストの中から、
「検索テキスト」の位置を取得します。

動的なコンテンツ
後続のステップで利用できる動的なコンテンツは「テキストの位置」です。
数値なため設定する場所がテキストの場合、表示されません。
「検索テキスト」が先頭に見つかった場合は0になります。
見つからなかった場合は-1になります。
一致する箇所が複数ある場合は最初に一致する(最も左)の結果を取得します。
英字の場合は小文字・大文字が区別されません。( ABC も abc も同じ判定)

この値をそのまま利用することは稀で、
何らかのテキスト編集に利用するか、
指定テキストが存在するか否かの判定に利用するのが頻度の高い用途です。
(存在しない場合は常に-1になることを利用)
条件には「テキストの位置」、「次の値以上」、「0」と設定すると
「はいの場合」が存在する場合、「いいえの場合」が存在しない場合になります。

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