Power Automate 「skip」関数

2024年1月18日

English version.

skipはPower Automateの式に使用する関数で、

配列(アレイ)の先頭から任意の数の要素を削除する関数です。

仕様

skip(<collection>, <count>)
引数省略時の値説明
collection省略不可削除する対象の配列
count省略不可削除する件数
各引数の詳細

利用方法

多くの場合、種類が「アレイ」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。

「式」タブ、skipをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

今回は例としてアレイ変数[100,200,300,400,500]を用意しています。

動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

動的なコンテンツを式で取得する方法

次のような表示になれば設定完了です。

この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

例のように skip(variables('アレイ変数’),2) とすると、

先頭の2要素が削除されて、結果は[300,400,500]になります。

この時、skip関数の引数に利用したアレイ変数は元の通り[100,200,300,400,500]です。

新たに作成されたアレイ変数2のみが削除された状態になります。

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