Power Automate 「take」関数(配列の先頭から指定要素数の部分配列を取得)

2024年1月4日

English version.

takeはPower Automateの式に使用する関数で、

配列(アレイ)の先頭から指定要素数の部分配列を取得します。

takeはこれとは別に、

テキストの先頭から指定文字数の部分テキストを取得する同名の関数も存在します。

仕様

take(<collection>,<count>)
引数省略時の値説明
collection省略不可抽出する対象の配列
count省略不可抽出する要素数
各引数の詳細

利用方法

多くの場合、種類が「アレイ」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。

「式」タブ、takeをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

今回は例としてアレイ変数[100,200,300,400,500]を用意しています。

動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

動的なコンテンツを式で取得する方法

次のような表示になれば設定完了です。

この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

例のように take(variables('アレイ変数'),3) とすると結果は [100,200,300] になります。

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