Power Automate Desktop「ウィンドウの UI 要素の上にマウス ポインターを移動する」アクション
Windowsの指定オブジェクトにマウスオーバーするアクションです。
「ウインドウのUI要素をクリックする」アクションではクリックまでしますが、
マウス移動までが必要で、クリックの必要がないか、
またはクリックまで時間が必要な場合に、このアクションを利用します。
利用する頻度は少ないと思われますが、例えばマウスオーバーで何かしらの処理が起動するような、
アプリケーションに対して使用することになるでしょう。
利用方法
「アクション」の「UI オートメーション」より、
「ウィンドウの UI 要素の上にマウス ポインターを移動する」をドラッグします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/05/image-140.png)
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/05/image-141.png)
パラメータ
UI要素
マウスオーバーするオブジェクトを指定します。
入力欄をクリックすると次のようにポップアップされます。
すでにUI要素を登録している場合は対象を選択し、
未登録の場合は「新しいUI要素の追加」ボタンをクリックします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2022/05/image-142.png)
次のウインドウが表示されるのでマウスオーバーしたい要素にマウスを合わせます。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/07/image-287.png)
マウスを合わせると赤枠で囲まれます。
その状態でCtrlを押しながらクリックします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/05/image-109.png)
次の図のように選択したオブジェクトが表示されるため完了をクリックします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/05/image-110.png)
入力欄に、次の図のように表示されれば完了です(テキストは選択したUI要素によって異なります)。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/05/image-111.png)
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