Power Automate Desktop 空白判定の方法
空白判定の方法を紹介します。
スペース文字でなく何もない0文字という意味の空白です。
「Excel ワークシートから読み取り」の結果に利用すれば
同様の方法で空白セルの判定も可能です。
目次
手順
例えば「入力ダイアログを表示」を未入力でOKボタンをクリックすると
生成された変数の%UserInput%は空白になります。
これに対して「If」で判定を行います。
空白を意味する文字で判定
項目名 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
最初のオペランド | %UserInput% | 判定対象のテキスト |
演算子 | と等しい(=) | 空白以外を判定したい場合は「と等しくない(<>)」 |
2番目のオペランド | %''% |
条件に合致する場合が未入力、Elseが入力ありの処理になります。
プロパティで判定
isEmptyプロパティを利用する例です。
項目名 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
最初のオペランド | %UserInput.isEmpty% | 判定対象のテキスト |
演算子 | と等しい(=) | 空白以外を判定したい場合は「と等しくない(<>)」 |
2番目のオペランド | %True% |
条件に合致する場合が未入力、Elseが入力ありの処理になります。
文字数で判定
Lengthプロパティを利用する例です。
文字数判定のため、空白以外にも「特定の文字数でないと不可」のようなケースにも流用可能です。
項目名 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
最初のオペランド | %UserInput.Length% | 判定対象のテキスト |
演算子 | と等しい(=) | 空白以外を判定したい場合は「と等しくない(<>)」 |
2番目のオペランド | 0 |
条件に合致する場合が未入力、Elseが入力ありの処理になります。
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