Excel VLOOKUP関数で#N/Aエラーを表示させない方法

2019年9月22日

VLOOKUP関数で完全一致で検索した際、

(第4引数にTRUEを指定した場合)

検索値に一致するものがないと

#N/Aエラーとなります。

VLOOKUP関数が失敗し、#N/Aエラーとなっている状態の図解

もし#N/Aエラーのセルが他の数式や

SUM関数など他の関数に含まれていると、

そちらもN/Aエラーとなってしまいます。

#N/Aエラーしているセルを含む数式や関数も#N/Aエラーとなる状態の図解

この記事では、この#N/Aエラーへの

対処方法を紹介します。

#N/Aエラーを表示させないための手順

基本的な方法

#N/Aエラーに対処するには

下記の仕様のIFERROR関数を使用します。

IFERROR(値,エラーの時の表示)

この関数はエラーを検出し

任意の値に置換する関数です。

これにより特定の文字や数値を

エラー時に表示するようにします。

VLOOKUP関数に使用する場合は

下記のような数式になります。

IFERROR(VLOOKUP関数,エラーの時の表示)

今回の例では見つからない場合を0にします。

VLOOKUP関数に対してIFERROR関数を設定した図解

このエラーの時の表示は

“"として空白にしたり

エラーとなったことを通知する

メッセージにするのも有効です。

下の例では合計金額にエラーメッセージを

表示するようにしています。

IFERROR関数にエラーメッセージを表示する例の図解

この方法でVLOOKUP以外であっても

エラーとならずに対処することが出来ます。

応用的な方法(検索結果がないエラーにのみ対処したい)

#N/Aエラーは検索結果がない時のエラーです。

それに対しIFERROR関数は

全てのエラーに対応する関数のため

こちらの方が取扱い範囲が広いです。

多くの場合ではIFERROR関数で

対応すれば問題はありません。

ただ#N/Aエラー以外が発生する場合は

検索結果がない場合以外の

異常が発生しているということです。

よってそれは別途のエラーとして

検知したい場合もあります。

#DIV/0!エラーが発生しているが、IFERROR関数で対処されている状態の図解

それをエラーとして検知したい場合は

IFNA関数という#N/Aエラーのみを

対象とする関数を使用します。

IFNA関数はIFERROR関数と同じ引数です。

IFNA(値,エラーの時の表示)
IFNA関数を使用し、VLOOKUP関数で見つからない場合のみ対処している例

新関数XLOOKUP関数の場合

なお2019年後半にXLOOKUP関数という

かなり便利な上位版がリリース予定ですが

この記事の事情は変わらないと思われます。

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