Excel 各種エラーの発生条件と判定関数

2019年5月18日

概要

Excelのセルにはエラーが発生する可能性があります。

エラーしたセルを数式に組み込んでしまうと

数式が正常に動作しなくなります。

この記事ではエラーの種類と対処方法を紹介します。

発生するエラーと発生条件

エラーエラー内容エラーの発生条件の例
#NULL!セル範囲不正「B3:B4」を 「B3 B4」とするなど
セル範囲指定が正しくない
#DIV/0!ゼロ除算1/0などゼロを分母とした割り算が発生している
#VALUE!データ型不正計算に文字が混入、
文字列を指定すべき引数に数値が指定されている、
などデータ型が正しくない
#REF!セル参照不正参照先が削除されるなど、
セル参照が不可能になった場合
#NAME?名称不正関数名やセル範囲名が存在しない。
※数式自体の間違いなので
 エラー判定を行うべきではないエラー
#NUM!数値不正数値が大きすぎる、小さすぎる。
または関数の指定として適切な範囲を超えている
#N/A検索結果なしVLOOKUP関数などで検索結果に該当するものがない
#GETTING_DATAデータ取得中CUBESETCOUNT関数で
データ取得中に一時的に発生。
(データ取得後には解消)
####セル幅不足数値や日付の表示桁数に対してセル幅が不足
※エラーとしては判定されない

エラー判定関数

エラーを判定する関数は4種類あります。

  • ISERROR(セル指定)
  • ISERR(セル指定)
  • ISNA(セル指定)
  • ERROR.TYPE(セル指定)

使い方は全て同じで、

判定したいセルを引数に指定し

その判定結果を取得します。

エラーとエラー判定関数の実行結果対応表

エラーISERRORISERRISNAERROR.TYPE
#NULL!TRUETRUEFALSE1
#DIV/0!TRUETRUEFALSE2
#VALUE!TRUETRUEFALSE3
#REF!TRUETRUEFALSE4
#NAME?TRUETRUEFALSE5
#NUM!TRUETRUEFALSE6
#N/ATRUEFALSETRUE7
####FALSEFALSEFALSE#N/A
エラーなしFALSEFALSEFALSE#N/A
エラーとエラー判定関数の実行結果対応表

エラーの対処

IF関数

判定関数をIF関数に組み込んで

エラー時の挙動を設定するのが代表例です。

IF(ISERROR(セル),"エラーです","正常です")

IFERROR(IFNA)関数

エラー時のみ挙動を設定するIFERROR関数を

使用する場合もあります。

IFERROR(数式,エラー時の記述)

分母に0があり得る割り算を行う場合は

IFERROR関数を仕込んでおくと安全です。

#N/Aエラーにのみ作用する

IFNA関数も存在します。

VLOOKUP関数などにはIFNA関数も選択肢です。

サンプルファイル

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