Excel VLOOKUP関数で特定文字列を含む(前方一致、部分一致、後方一致)検索を行う方法

2021年11月6日

VLOOKUP関数の通常の使用方法では

完全に一致するものか(検索の型False)、近いものを取得しますが、(検索の型True)

ワイルドカードを組み合わせると前方一致、部分一致、後方一致での

文字列のあいまい検索を行うことが可能になります。

手順

VLOOKUP関数の第一引数(検索値)にワイルドカードの*(アスタリスク)を利用します。

一致形式方法
前方一致*を検索値の後に付ける
部分一致*を検索値の前後に付ける
後方一致*を検索値の前に付ける
VLOOKUP関数で前方一致、部分一致、後方一致の検索を行う例
VLOOKUP関数で前方一致、部分一致、後方一致の検索を行う例

この*は任意の数の文字列を意味します。

これは0文字でも合致するため、「あい」「くけ」「たな」でも一致します。

もし*をワイルドカードでなく、文字のアスタリスクとして扱いたい場合は

~(チルダ)を手前に付けて~*とする必要があります。

新関数XLOOKUP関数の場合

XLOOKUP関数でも同様に利用可能ですが、

引数の一致モードに2を指定しないとワイルドカードが機能しません。

XLOOKUP関数での実現例
XLOOKUP関数での実現例

Excelを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1,400ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方、関数の解説(140種類)、

頻出テクニックと実用例(109種類)、

XLOOKUP関数、LET関数、シートビュー、LAMBDA関数、スピルなど便利な新機能を紹介。

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連項目

XLOOKUP(VLOOKUP)関数の使い方・活用方法の記事一覧