Excel 英単語を「先頭のみ大文字」「全て大文字」「全て小文字」に変換する方法

2021年7月5日

英単語の文字列を操作する関数を紹介します。

これらは英単語の表記が揃っていない時に有効です。

この記事では、その仕様と使い方を紹介します。

先頭のみ大文字に変換(PROPER関数)

=PROPER関数(文字列)
引数省略時の値説明
文字列省略不可変換する文字列を指定。
各引数の詳細

英単語が複数ある場合は、全ての単語の先頭を大文字に変換します。

PROPER関数の数式と結果
PROPER関数の数式と結果

大文字に変換(UPPER関数)

=UPPER関数(文字列)
引数省略時の値説明
文字列省略不可変換する文字列を指定。
各引数の詳細

英単語が複数ある場合は、全ての単語を大文字に変換します。

UPPER関数の数式と結果
UPPER関数の数式と結果

小文字に変換(LOWER関数)

=LOWER関数(文字列)
引数省略時の値説明
文字列省略不可変換する文字列を指定。
各引数の詳細
LOWER関数の数式と結果
LOWER関数の数式と結果

英単語が複数ある場合は、全ての単語を小文字に変換します。

スピルを利用する方法とメリット

Office365やExcel2019以降ではスピルという形式で記述可能です。

これは複数セルに数式をコピーする場合に便利な機能です。

スピルの利用には引数を複数セルの範囲で指定します。

例ではPROPER関数ですが、UPPER関数、LOWER関数でも同様に可能です。

スピルでPROPER関数を記述する例(C3セル)
スピルでPROPER関数を記述する例(C3セル)

数式を入力するのは最初の一つのセルですが、

引数で指定した高さ分、数式がセルのコピーなしで自動拡大されます。

C3に指定したPROPER関数がC6まで自動拡大
C3に指定したPROPER関数がC6まで自動拡大

スピルを利用することで今回の例では、

C3セルに入力するだけでよいため(C4以降にコピーペーストが不要)

以下のメリットがあります。

  • 入力の手間が少ない(数式のセルが多いほど効果が大きい)
  • 数式を編集した時、コピー忘れのリスクがない(最初のセルを更新すると全セルに反映)
  • 絶対参照が不要
  • 途中に行を追加した場合、数式のコピー&ペーストが不要。行削除でも壊れにくい。

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