Excel プルダウンに連動してグラフの内容を切り替える
この記事では入力規則のドロップダウンリストの
選択値によってグラフのに表示するデータを
変更する方法を紹介します。(マクロは使用しません)
目次
手順
B3セルの地域を変更するとグラフの平均/最低/最高気温が更新される例で紹介します。
グラフの元データを用意
グラフに表示するデータを用意します。
今回はシートを別していますが、一つのシートで完結させても構いません。
地域-区分ごとのセル範囲に名前を設定
東京平均気温、札幌平均気温といった具合でセル範囲に名前を付けていきます。
左上の数式バーに名称を入力するとセル範囲に名前が設定されます。
更にINDIRECT関数でグラフ値のセル範囲を呼びだす数式を名前定義です。
グラフのデータには名前は使えても関数はそのまま使用できないためです。
定義した名前の一覧です。
グラフを作成
折れ線グラフを挿入し右クリックメニューより「データの選択」を選択します。
凡例項目を下記のように追加します。
項目 | 設定 |
---|---|
系列名 | 凡例に表示する文字列を指定します。 関数や数式を指定できないため 例では文字結合数式のセルを指定しています。 |
系列値 | グラフの表示するデータを指定します。 セル範囲名を使用する場合は !で区切りブック名(ファイル名)を 手前に記述する必要があります。 固定値しか指定できませんが、 ファイル名を変更すると自動的に変更するので 変更しても支障はありません。 |
最低、平均、最高の系列を同様にそれぞれ指定すれば完成です。
Excel完全マスター: 関数・テクニック・新機能を網羅した決定版ガイド
本書は、Excelの基礎から応用まで、包括的に学べるガイドブックです。当サイトの豊富な情報を、電子書籍向けに最適化し、読みやすく再構成しました。
【本書の特徴】
- 情報量:Word-A4サイズ換算で1,400ページ相当
- 基本操作から高度なテクニックまで、段階的に学習可能
- 140種類の関数を詳細に解説
- 109種類の実用的なテクニックと具体例を紹介
- 最新機能(XLOOKUP関数、LET関数、シートビュー、LAMBDA関数、スピル等)を徹底解説
【対象読者】
- Excel初心者からプロフェッショナルまで
- 体系的にExcelスキルを向上させたい方
- 業務効率化を目指すビジネスパーソン
- データ分析や可視化のスキルを磨きたい方
【本書の強み】
- 実務に即した例題と解説
- 視覚的な図表やスクリーンショットで理解を促進
- 最新のExcelバージョンに対応した内容
- 著者の長年の経験に基づく、実践的なTipsを多数収録
【更新とサポート】
- 常に最新の情報を反映するため、定期的に内容を更新
- 最新版の入手方法:Amazonカスタマーサポートへお問い合わせください
【入手方法】
- 買い切り:950円
- Kindle Unlimited:読み放題プランで利用可能
Excelマスターを目指す方、業務効率を劇的に向上させたい方に、自信を持っておすすめできる一冊です。この1冊で、Excelの可能性を最大限に引き出す力が身につきます。