Excel 増減率(増加率、伸び率、変化率)を取得する方法

2021年11月6日

増減率を出す関数は存在しないため自力で数式を組む必要があります。

この記事ではその方法を紹介します。

手順

増減率を表示するセルに、下記のように数式を入れます。

=(変化後の値 - 変化前の値)/変化前の値

()がないと算数の計算順で割り算が先に計算されて

変化後の値-1になってしまうため()が必要です。

増減率の取得例(増加)

変化後の方が小さい場合は増減率が負の数になります。

増減率の取得例(減少)

変化前の値に0があり得る場合、DIV/0!エラーが発生するため

IFERROR関数IF関数で対策しておきましょう。

=IFERROR((変化後の値 - 変化前の値)/変化前の値,エラーの場合の表示)
IFERROR関数で0割に対処する例
IFERROR関数で0割に対処する例
=IF( 変化前の値 > 0, (変化後の値 - 変化前の値)/変化前の値,エラーの場合の表示)
IF関数で0割に対処する例
IF関数で0割に対処する例

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