Excel URLに利用できない文字を利用可能な文字に変換(ENCODEURL関数)
ENCODEURL関数は指定したテキストに含まれる
URLに利用できない文字(?や&などURLとして特別な意味のある文字や日本語など)を
URLに利用可能なテキストに変換(URLエンコードまたはパーセントエンコーディング)する関数です。
この関数はExcel 2013以降から追加された機能で、
Googleアナリティクスなどアクセス解析ツールのURLパラメータを作成する場合に
利用するケースが多いでしょう。
もし日本語の存在しない値でも半角空白や多くの記号は変換の必要があるため
URLパラメータにする値は全てENCODEURL関数を通しておくのが安全です。
当サイトには別途、変換ツールを用意しているのでこちらの利用も便利です。
仕様
=ENCODEURL(文字列)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
文字列 | 省略不可 | 変換する文字列、またはセルを指定。 |
使用例
例としてGoogleアナリティクスのUTMパラメータに対して利用する場合は
次のような数式を利用します。(赤字は可変箇所)
="?utm_medium="&ENCODEURL(文字列)&"&utm_campaign="&ENCODEURL(文字列)&"&utm_source="&ENCODEURL(文字列)

日本語や一部の記号がUTF-8(文字コード)で表され、
各バイトの文字コードの前に「%」が付与されます。
例えば「日本語」というテキストは「%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E」に変換されます。
URLパラメータに日本語を指定する場合にもENCODEURL関数が必要になります。
注意点
URL全体を変換してしまうとURLを壊してしまうことがあります。
例えば「https://blog-tips.sekenkodqx.jp/」全体を変換すると
「https%3A%2F%2Fblog-tips.sekenkodqx.jp%2F」となり
URLとして必要な部分も変換されてしまい機能しなくなってしまいます。
それに対処するには当サイトの変換ツールでパラメータの値部分のみを変換するか、
URLの一般的なルールを理解した上で変換することをおすすめします。
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