Excel 金種表を作成する方法
この記事では金額を入力したら必要な金種と
枚数を自動計算する金種表の作成方法を紹介します。
そのまま利用できるサンプルファイルもダウンロード可能です。
行が足りない場合は、行を挿入して数式コピーすればそのまま利用可能です。
サンプルファイル
作成手順
背景色青の部分はセルコピーした同一の数式です。
このセルでは1万円札の枚数を計算しています。
数式(QUOTIENT関数を使用)は下記のとおりです。
=QUOTIENT(金額セル※列を絶対参照,10000 ※行を絶対参照)
単純に一万で割るだけで枚数が算出されます。
INT関数など少数以下を切り捨てる関数を
使用しても作成可能ですが商と余りを計算しているため
QUOTIENT関数の方が用途としては適切な関数です。
緑部分は1万円以外の枚数を計算します。数式は下記のとおりです。
(余りを出すのにMOD関数を使用します)
=QUOTIENT(MOD(金額セル※列を絶対参照,一つ前の金種セル※行を絶対参照),金種セル※行を絶対参照)
金額を一つ前の金種で割り、その余りに対して金種を割ります。
この数式を複製すれば全ての金種の枚数が出ます。
黄色の部分はSUM関数で金額と金種枚数の合計を出しています。
Excelを効率的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。
Word-A4サイズ:1,400ページの情報量で
(実際のページ数はデバイスで変わります)
基本的な使い方、関数の解説(140種類)、
頻出テクニックと実用例(109種類)、
XLOOKUP関数、LET関数、シートビュー、LAMBDA関数、スピルなど便利な新機能を紹介。
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。