Excel FIND関数で2つ目以降の位置を取得する方法
FIND・FINDB関数は指定文字列の位置を取得する関数ですが、
最初の1個目のみ位置を取得が可能です。
この記事では任意の個数の(N個目)の位置を取得する方法を紹介します。
目次
手順
従来の方法
サンプルファイル
このファイルを使用すれば利用可能です。
D3セルに検索文字、B5~8セルに対象文字列を入力すると
C5~O8セルに4行目の個数に該当する位置が表示されます。
対応する位置がない場合は「該当なし」と表示されます。
数式
1個目の数式にはこのように入力します。
=IFERROR(FIND(検索文字,対象文字列),"該当なし")
1個目は通常のFIND関数の使い方と変わりません。
2個目以降の数式はこのようになります。
=IFERROR(FIND(検索文字,対象文字列,1個目の位置+1),"該当なし")
検索文字は行列共に$で固定し、対象文字列は列のみを$で固定します。
FIND関数の三つめの引数に(開始位置)1個目の位置+1を入れることにより
2個目の位置が結果となります。
2個目の数式を任意の数だけコピーすれば完成します。
TEXTBEFORE関数を利用できる場合
2022年9月のアップデートで追加されたTEXTBEFOREを利用すると簡潔な数式で実現可能です。
また一つのセルの数式で完結します。
=LEN(TEXTBEFORE(対象文字列,検索文字,探す個数))+1
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