Excel VLOOKUP関数で「あれば〇」「なければ×」を表示する方法

2023年3月12日

English version.

VLOOKUP関数を使用して二つの表を突合し、

「あれば〇」「なければ×」を表示する方法を紹介します。

検索結果があるかないかで表示を切り替える方法のため

〇と×以外の表現でも応用可能です。

XLOOKUP関数でも同様の手順で対応可能です。

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手順

下のサンプルの表2の名前が表1に存在するかを例に紹介します。

サンプルの名前表1と名前表2

実現するには下記の数式を設定します。

IF関数ISERROR関数XLOOKUP(VLOOKUP)関数を使用します。

=IF(ISERROR(VLOOKUP(検索値,検索範囲,1,FALSE)),"×","〇")

この数式を今回の例にあてはめるとこのようになります。

=IF(ISERROR(VLOOKUP(F4,$C$4:$C$10,1,FALSE)),"×","〇")
数式の設定ガイド

この数式を一つのセル設定し、下にオートフィルすれば完成です。

VLOOKUP関数で表2の名前が表1に「あれば〇」「なければ×」を表示する例

検索値が見つからなかった場合、

VLOOKUP関数の結果がエラーになるため

ISERROR関数の結果は見つかった場合FALSE

見つからない場合、TRUEになります。

-VLOOKUP関数の結果ISERROR関数の結果IF関数の結果
ある場合検索値FALSE偽の場合に"×"
ない場合#N/AエラーTRUE真の場合に"〇"

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