Excel IF関数の基本的な使い方
概要
IF関数は条件に応じて結果を変える関数です。
VLOOKUP関数と共に、Excelの使い道を
多いに広げてくれる関数です。
他の関数と組み合わせると大きい力を発揮する関数ですが、
一先ずは基本的な使い方を覚えて
活用できる場所を探すことが上達の近道です。
使用例
最も基本的な用法はセルとセルを比較し、
一致するのかしないのか、大きいのか小さいのかを
判定する使い方です。
仕様
IF(判定,正しい場合の結果,間違っている場合の結果)
<判定>
二つの値、またはセル指定を
比較演算子で指定します。
<結果>
正しい場合、間違っている場合と
それぞれ数字や文字などを指定します。
例として点数を判定して"合格"、"不合格"などを
表示するのが典型例です。
比較演算子
判定には比較演算子を指定する必要があり、下記の種類が存在します。
演算子 | 意味 | 判定の用例 |
= | 等しい | A1=B1 |
<> | 等しくない | A1<>B1 |
> | より大きい | A1>B1 |
>= | 以上である | A1>=B1 |
< | より小さい | A1<B1 |
<= | 以下である | A1<=B1 |
比較演算子以外も含めた一覧
典型的な利用例
受験者毎に点数を入れると合格か不合格か表示します。
$C$2は固定の70を入れてもよいですが、
合格ラインが70点から変わることがある場合、
セル参照($で絶対参照)にしておくと
変わった時、式を変更する手間がありません。

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