UiPath 操作のレコーディング
この記事に引き続きレコーディングによるツール作成の方法を紹介します。
レコーディングとはUiPathのツール作成手段で
作成者が自動化したい動作を実際に行い、それをUiPathが記録する手法です。
ただし動作が重かったり記録したくない操作も登録されるので(対処法はありますが)
基本的には前記事のようにデザイナーパネルでの作成をメインにし
実現方法が判らないものをレコーディングの記録で補えるようになると効率的です。
手順
メモ帳に文字を入力する例で紹介します。
デザインリボンの中の「アプリ/レコーダー」をクリックします。

次にメモ帳をクリックします。

レコーディング用のウインドウが表示されます。
入力欄にテキストを入力し確認ボタンを押します。
(今回は「レコーディング」と入力)

これでメモ帳に入力する動作がUiPathに記録されます。

なお[Esc]キーを押すと一時的に記録が中断されます。
再開する場合は「記録を開始」をクリックすると記録が再開されます。

一通り動作を記録後、「保存してStudioに戻る」を押下します。

デザインパネルにこれまでの動作がUiPathのアクティビティとして登録されます。

実現するアクティビティや設定が判らない時はこのレコーディングを利用して
習得していくのが効率的な利用方法です。ブラウザのレコーディングも可能です。
(IEは拡張機能不要ですが、他のブラウザは拡張機能の設定が必要)
まずはIEでレコーディングを試すのが良いでしょう。
次の記事
次回は業務アプリケーションの中核。
Microsoft Excelを自動操作する基本的な方法を紹介します。
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