UiPath ファイルを移動 アクティビティ

2020年10月22日

「ファイルを移動」は既にあるファイルを

別のフォルダに移動させるアクティビティです。

ファイル名を変更したい場合にも使用します。

この記事ではその使い方を紹介します。

アクティビティの使い方

「システム」、「ファイル」より「ファイルをコピー」をデザイナーパネルの中にドロップします。

「システム」、「ファイル」より「ファイルを移動」をデザイナーパネルの中にドロップ

次にプロパティの設定を行います。

ファイル移動の場合

パスに移動元のディレクトリとファイル名を指定し

保存先に移動先のディレクトリを指定します。

プロパティ設定。ファイル移動の場合

これによりファイル移動の動きになります。

ファイル名変更の場合

保存先にファイル名まで指定すると

ファイル名変更の動きになります。

保存先と元ファイルのディレクトリは

同じでも異なっても、どちらでも構いません。

プロパティ設定。ファイル名変更の場合

プロパティ

共通

共通プロパティ

項目名説明
表示名表示名はデザイナーパネルに反映されます。
エラー発生時に実行を継続コピーに失敗した場合の挙動を設定します。
Trueにすると処理を継続します。(例外が発生しない)
Falseにすると処理を停止します。(例外発生)
空白の場合Falseの挙動になります。
発生した例外を受け取ってエラー処理を行う場合は
トライ キャッチの中にアクティビティを設置します。

元ファイルと保存先

デザイナーパネルにボタンがなく、

ファイルを開くダイアログが使用できないため

ファイルを選択フォルダーを選択を使用して

ツール起動時に入力を求めるか

デザイナーパネル上で手入力指定する必要があります。

また固定のファイルパスにコピーする場合は

パスの有無で事前に存在確認するのも有効です。

オプション

オプションのプロパティ

保存先にファイルが存在する場合の挙動を指定します。

チェックした場合は既存ファイルを上書きし、

チェックしない場合は処理を停止します。

その他

UiPathのログに引数や変数の値が表示されるかを指定します。

機密性の高い情報を取り扱う場合にのみチェックする必要があります。

プライベートのキャプチャ

活用例

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