Power Automate 「ファイルの削除(SharePoint)」アクション
SharePoint上の任意のファイルを削除するアクションです。
このアクションでのファイル削除は「ファイルが削除されたとき」トリガーの検知対象になります。
利用方法
フローにステップを追加する際に「SharePoint」コネクタを選択します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image.png)
「アクション」より「ファイルの削除」を選択します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image-74.png)
「ファイルの削除」ステップが追加されるのでパラメーターを設定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image-75.png)
パラメーター
サイトのアドレス
除したいファイルの属するSharePointのグループを指定します
ファイル識別子
ピッカーで指定するか、他のアクションの動的なコンテンツからIDを指定します。
ピッカーで指定した場合はファイルパスに見えますが、表示だけで中身はIDです。
指定ファイルを削除してから、同名ファイルを作成しても別として扱われてしまいます。
(ファイルが存在しないエラーとなるので、フロー上で再指定が必要)
ファイル名指定して削除する場合
このアクションは実質的にはID指定でファイル名での指定が出来ません。
ファイル名で削除対象としたい場合は、まずSharePointの「フォルダーの一覧」を追加し、
削除対象のファイルが存在するグループとフォルダを指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image-76.png)
ここもフォルダパスに見えますが、これも表示だけで中身はIDです。
指定フォルダを削除してから、同名フォルダを作成しても別として扱われてしまいます。
(フォルダが存在しないエラーとなるので、フロー上で再指定が必要)
次に新しいステップとして「コントロール」コネクタの「Apply to each」アクションを指定し
「以前の手順から出力を選択」に動的なコンテンツの「body」を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image-77.png)
「アクションの追加」をクリックします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image-78.png)
「条件」の左側に動的なコンテンツの「Name」、
中央は「次の値に等しい」、右側に削除したいファイル名を指定します。
右側のファイル名は添付ファイルなどの、
他のアクションの動的なコンテンツになる場合もあります。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image-79.png)
「はいの場合」の中にSharePointの「ファイルの削除」を追加し、
ファイルに動的なコンテンツの「Id」を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/01/image-81-1024x623.png)
この状態でフローを保存すると、同名ファイルが存在すれば削除する状態になります。
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