Power Automate Desktop サブフロー
何度も行うフローを一か所にまとめておくサブフローについて紹介します。
デスクトップ フローを実行と似ていますが、主に次のように使い分けます。
デスクトップ フローを実行 | すでに保存されているフローを再利用する場合 |
サブフロー | 1つのフロー内で複数回、利用する一連のフローを再利用 |
サブフローについて
何度も行う同じフローは可能な限りサブフローにしておきましょう。
サブフローにするとフローがコンパクトになり読みやすくなります。
更にフローを変更する場合。一か所の変更で済むようになるため、
作業の手間と、変更漏れが発生するリスクも減ります。
作成
「サブフロー」より「+」をクリックします。
「サブフロー名」を指定して「保存」をクリックします。
「サブフロー名」のタブが追加されるので、
その中にアクションを指定します。
サブフローの実行
「アクション」の「フロー コントロール」より「サブフローの実行」をドラッグします。
「サブフローの実行」を選択して「保存」をクリックします。
フローに追加されます。
下の図では一つだけですが、実用では複数設置する使い方になるでしょう。
式として入力する
2024年9月のアップデートで追加されたパラメーターです。
これをONにした場合、実行するサブフローを変数で指定します。
状況によって実行するサブフローが異なる場合に、この機能を利用します。
サブフローの終了
「サブフローの終了」はサブフローを中断するためのアクションです。
アクション」の「フロー コントロール」より、
「サブフローの終了」をサブフローの中にドラッグします。
「サブフローの終了」は条件なしに設置しても意味がないため、条件判定の下に設置します。
(下の例であれば、条件を逆にして真のときだけ計算を行うほうが良いですがサンプルとして)
次の記事
レコーダー
マウスやキーボード操作、アプリケーション起動やブラウザ起動などの操作を記録し、
フローに反映させるレコーダーの使い方を紹介します。
Power Automate Desktopを効率的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。
Word-A4サイズ:1,700ページの情報量で
(実際のページ数はデバイスで変わります)
基本的な使い方から各アクションの詳細な使い方、
頻出テクニック、実用例を紹介。(目次)
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴)
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。