Power Automate Desktop レコーダー
レコーダーは「マクロの記録」のような機能で
マウスクリックやキーボード入力、アプリケーション起動などの操作を記録して
フローに反映させる機能です。(Power Automate Desktopで出来る操作のみ)
2021年12月のアップデートでデスクトップ レコーダーとWebレコーダーが統合されました。
レコーダーの使い方
Power Automate Desktopでブラウザー操作をするには
事前に拡張機能のインストールが必要です。(IEは不要)
次に「ツール」よりレコーダーを選択するか、
レコーディングボタンをクリックして起動します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-219.png)
「記録」をクリックして、記録したい操作を行います。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-223.png)
ブラウザーの記録を行う場合は右側の「…」をクリックし、
利用するブラウザーを選択します。
選択すると新規でブラウザーが開かれるため、
URLを入力して操作していきます。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-222.png)
マウスを合わせると記録対象のオブジェクトが赤く強調されます。
この時にマウスクリックやキー入力を行うとアクションが記録されます。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-224.png)
単純なマウス操作がメインですが、右クリックを行うと
値の抽出やスクリーンショットの取得などの特殊なアクションも記録可能です。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-225.png)
操作が終わったら「終了」をクリックします。
もし記録したくない操作を挟む時は「一時停止」、
記録をやり直したいときは「リセット」をクリックします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-228.png)
フローに記録したアクションが追加されます。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/12/image-227.png)
記録だけでツールを作るのは難しい場合が多いため、
方法がわからない時に都度、部品を探す感覚で記録機能を試すのが現実的です。
(それにより、そもそも実現できないことがわかる場合もあります)
またマウスやキーボード操作が連続する場合は
個々のアクションを設置するよりもレコーダーの方が効率的です。
次の記事
フローに影響のないメモ書きを行うコメント機能を紹介します。
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