Power Automate Desktop「Web からダウンロードします」アクション
指定URLのファイルやテキストを、ダウンロードするか変数に格納するアクションです。
このアクションにはブラウザの起動アクションが必要ありません。
利用方法
「アクション」の「HTTP」より、「Web からダウンロードします」を
起動アクションより下にドラッグします。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/10/image-318-1024x100.png)
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-172.png)
パラメータ
URL
対象のURLを指定します。
GETメソッドでパラメータを指定する場合は、
ここにパラメータも指定します。(後述)
この記事では下のサンプルURLでテストします。
パラメータをそのままテキスト表示するだけのシステムです。
https://blog-tips.sekenkodqx.jp/tools/parameters/parameters.cgi
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-173.png)
メソッド
パラメータの指定方法を選択します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-174.png)
GET
URL中にパラメータを指定します(詳細)。
次のURLでは
https://blog-tips.sekenkodqx.jp/tools/parameters/parameters.cgi?No=10&Name=Test
Noというパラメータに10という値を指定し、
NameというパラメータにTestという値を指定します。
POST
POSTの場合、データテーブルでパラメータを指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-175.png)
データテーブルには2列で、1列目にパラメータ名、2列目に値を指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-176.png)
Noというパラメータに10という値を指定し、
NameというパラメータにTestという値を指定します。
応答を保存します
結果を変数に格納するか、ファイルで保存するかを選択します。
ファイルの場合、保存先も指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-177.png)
接続タイムアウト
中断するまでの秒数を指定します。
初期状態の30秒で失敗するなら伸ばすことを検討します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-178.png)
リダイレクトに追従します
アクセス先がリダイレクトする場合に、従うかそうでないかを指定します。
基本的にはONで問題ありません。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-179.png)
Cookieをクリアします
Cookieが影響しにくい場所なのでOFFのままで構いません。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-180.png)
ユーザーエージェント
Webサーバーからどのようなブラウザ・デバイス・OSに見えるかの指定です。
専門的な項目である上に、ここを変更するのは作法としてグレーな部分があるため、
基本的には初期状態のままにしておきましょう。
もしアクセス先のWebサーバーの管理者などから、
指定されるようなことがあった場合に変更します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-181.png)
エンコード
文字コードです。基本的には自動検出にしておき、
文字化けが起こるようであれば指定しましょう。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-182.png)
信頼されていない証明書を受け入れます
OFFのままのほうが安全です。
社内のサーバーのような安全だとわかっているようなアクセス先のみONにしても構いません。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-183.png)
ユーザー資格情報
ログインが必要な場合はONにしてユーザー名とパスワードを指定します。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-184.png)
生成された変数
アクションの結果が格納されます。この変数名は変更可能です。
複数の値を取得する場合は、どのような値かを示す名前に変更推奨です。
WebPageText
結果をテキストで受け取る場合はこちらになります。
今回のサンプルURLでは次のようになります。
先頭にメソッド、2行目以降にパラメータ名と値が:区切りで取得されます。
![](https://blog-tips.sekenkodqx.jp/wp-content/uploads/2021/06/image-185.png)
DownloadedFile
結果をファイルとしてダウンロードする場合はこちらになります。
変数にはダウンロードしたファイルの情報が格納されます。
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