Power Automate Desktop「ファイルの解凍」アクション
ZIPファイルを解凍(展開)するアクションです。
パスワード付きのZIPファイルも解凍可能です。
目次
利用方法
「アクション」の「圧縮」より「ファイルの解凍」をドラッグします。
パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。
パラメータ
アーカイブ パス
解凍するアーカイブファイルのパスやファイル変数を指定します。
宛先フォルダー
解凍先のフォルダーをパスのテキストかフォルダー変数で指定します。
パスワード
パスワードを指定します。無指定の場合、パスワードなしで解凍します。
包含マスク・除外マスク
包含マスクに展開先に含めるファイル名を、
除外マスクに展開先に含めないファイル名を指定します。
;(セミコロン)で複数指定可能で、正規表現も使用可能です。
正規表現は多岐にわたりますが、よく使う指定は以下の通りです。
指定 | 取得対象 |
---|---|
* | すべてのファイル |
Test* | 名前がTestで始まるファイル |
Test*.xlsx | 名前がTestで始まるExcelファイル |
*.xlsx | Excelファイル |
*Test* | 名前にTestを含むファイル |
Test.xlsx | 名前がTest.xlsxのファイルのみ(結果は1つのみ) |
エラー発生時
必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。
Power Automate Desktopを効率的に習得したい方へ
当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを
買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。
Word-A4サイズ:1,700ページの情報量で
(実際のページ数はデバイスで変わります)
基本的な使い方から各アクションの詳細な使い方、
頻出テクニック、実用例を紹介。(目次)
体系的に学びたい方は是非ご検討ください。
アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴)
なお購入後に最新版をダウンロードするには
Amazonへの問い合わせが必要です。