Power Automate Desktop「AESでテキストを解読する」アクション

2023年7月24日

Japanese version.

秘密鍵方式のAESで暗号化されたテキストを復号(暗号化を解除)するアクションです。

AESでテキストを暗号化する」アクションの対になる機能で、

機密性の高い情報をメールなどでやりとりする場合や、

共有フォルダなどに保存しておく場合に利用します。

利用方法

「アクション」の「暗号化」より「AESでテキストを解読する」をドラッグします。

パラメータの設定画面が表示されるので値を指定します。

パラメータ

エンコード

復号対象の文字コードを指定します。

暗号化解除するテキスト

復号する対象のテキストを指定します。

解読キー

暗号化を解除(復号)するためのパスワードを指定します。

詳細

詳細プロパティでは暗号化の強度を指定します。

暗号化時に全て決まるため、復号時は暗号化の時の設定に合わせる必要があります。

パディング・キーサイズ

暗号化の時に指定されたものと同じ項目を設定します。

saltを使用します・初期化ベクトルを使用します

salt(ソルト)または初期化ベクトルが設定されている場合に指定します。

ファイルに保存している場合、先に「ファイルからテキストを読み取ります」アクションで読み込みます。

生成された変数

アクションの実行結果が格納されます。

DecryptedText

解読された結果のテキストが格納されます。

エラー発生時

必須ではありませんが、必要があればエラー処理を行います。

Power Automate Desktopを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1,700ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方から各アクションの詳細な使い方、

頻出テクニック、実用例を紹介。(目次

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連記事

「暗号化」の使い方の記事一覧