Power Automate Desktop URLパラメータのみにする方法
URLからGETパラメータ以外を削除する方法を紹介します。
「URLパラメータを削除する方法」の逆です。
手順
URLパラメータは?から始まるルールを利用するフローです。
「テキストの解析」アクションで?の位置を検索します。
このアクションはもう一つ設置するので生成された変数の名前を「PositionQuestion」に変えています。
項目 | 設定値 |
---|---|
解析するテキスト | パラメータを削除するURL |
検索するテキスト | ? |
正規表現である | OFF |
解析の開始位置 | 0 |
最初の出現箇所のみ | ON |
次に二つ目の「テキストの解析」アクションで#の位置を検索します。(アンカーの位置)
生成された変数の名前を「PositionSharp」に変えています。
項目 | 設定値 |
---|---|
解析するテキスト | パラメータを削除するURL |
検索するテキスト | # |
正規表現である | OFF |
解析の開始位置 | 0 |
最初の出現箇所のみ | ON |
次に「If」を設置してURLパラメータ(?)がない場合にエラーしないように制御します。
URLパラメータ(?)が確実に入るようなケースでは必要ありません。
項目 | 設定値 |
---|---|
最初のオペランド | %PositionQuestion% |
演算子 | 以上である(>=) |
2番目のオペランド | 0 |
「If」 の中に更に 「If」 を設置してアンカー(#)がない場合も考慮します。
項目 | 設定値 |
---|---|
最初のオペランド | %PositionSharp% |
演算子 | 以上である(>=) |
2番目のオペランド | 0 |
二つ目の 「If」 は「Else」を追加して下のような状態にします。
二つ目の 「If」の中に「サブテキストの取得」を設置します。
項目 | 設定値 |
---|---|
元のテキスト | パラメータを削除するURL |
開始インデックス | 文字の位置 |
文字の位置 | %PositionQuestion + 1% |
長さ | 文字数 |
文字数 | %PositionSharp - PositionQuestion - 1% |
「Else」の中にも「サブテキストの取得」を設置します。
2つめのは生成された変数名が初期状態で変わってしまうので、
1つめの変数名と同じ(Subtext)に変更します。
項目 | 設定値 |
---|---|
元のテキスト | パラメータを削除するURL |
開始インデックス | 文字の位置 |
文字の位置 | %PositionQuestion + 1% |
長さ | テキストの末尾 |
このフローを実行すると「サブテキストの取得」の生成された変数(%Subtext%)に
パラメータの削除されたURLが設定されます。
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