Power Automate 「replace」関数
replaceはPower Automateの式に使用する関数で、
テキストを検索し、一致すればその部分を置換する関数です。
ExcelのSUBSTITUTE関数に近い機能です。
仕様
replace('<text>', '<oldText>', '<newText>')
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
text | 省略不可 | 元のテキスト |
oldText | 省略不可 | 置換前のテキスト |
newText | 省略不可 | 置換後のテキスト |
利用方法
replace関数はテキストのパラメーターに使用します。

その後のアクションで結果を使用するために、
種類が「文字列」の変数の初期化か設定の際の「値」の中でも頻繁に利用されます。

「式」タブ、replaceをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
そしてテキストを’で囲んで指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

例のように replace('あいうえおあいうえお','うえ','ue') とすると
結果は あいueおあいueお になります。
1つめのテキストの中で、2つめのテキストに一致する部分を全て、
3つめのテキストで置換します。
