Power Automate 「greater」関数
greaterはPower Automateの式に使用する関数で、
引数の2つの値を比較し、1つ目の方が大きい値であればTrue、
同じか小さい値(以下)であればFalseとする関数です。
仕様
greater(<value>,<compareTo>)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
value compareTo | 省略不可 | 判定対象とする値。次のような結果になります。 True …value > compareTo False…value <= compareTo |
利用方法
多くの場合、「条件」の中で利用されます。
その後のアクションで結果を使用するために、
種類が「ブール値」の変数の初期化か設定の際の「値」の中でも頻繁に利用されます。
「式」タブ、greaterをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
その中に値を2つ指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。
次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。
例のように greater(100,99) とすると、
1つ目の値の方が大きいためgreaterの結果がTrueになり、
そうでなければ結果がFalseになります。
テキスト同士でも文字の並び順での比較になりますが、
片方が数値、片方がテキストのような場合は比較できずエラーになります。
この関数(または変数)を「条件」の左、
中央に「次の値に等しい」、右に「true」に設定した場合、
「はいの場合」がTrue、「いいえの場合」がFalseの動作になります。
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