Power Automate 「greaterOrEquals」関数

2024年2月22日

English version.

greaterOrEqualsはPower Automateの式に使用する関数で、

引数の2つの値を比較し、1つ目の方が大きいか同じ値(以上)であればTrue、

小さい値(未満)であればFalseとする関数です。

仕様

greaterOrEquals(<value>,<compareTo>)
引数省略時の値説明
value
compareTo
省略不可判定対象とする値。次のような結果になります。
 True …value >= compareTo
 False…value < compareTo
各引数の詳細

利用方法

多くの場合、「条件」の中で利用されます。

その後のアクションで結果を使用するために、

種類が「ブール値」の変数の初期化か設定の際の「値」の中でも頻繁に利用されます。

「式」タブ、greaterOrEqualsをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

その中に値を2つ指定します。

動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

動的なコンテンツを式で取得する方法

次のような表示になれば設定完了です。

この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です。

例のように greaterOrEquals(100,99) とすると、

1つ目の値の方が大きいためgreaterOrEqualsの結果がTrueになり(同じでもTrue)、

そうなければ結果がFalseになります。

テキスト同士でも文字の並び順での比較になりますが、

片方が数値、片方がテキストのような場合は比較できずエラーになります。

この関数(または変数)を「条件」の左、

中央に「次の値に等しい」、右に「true」に設定した場合、

「はいの場合」がTrue、「いいえの場合」がFalseの動作になります。

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