Power Automate 「bool」関数

2024年2月21日

English version.

boolはPower Automateの式に使用する関数で、

数値や特定のテキストをブール値に変換する関数です。

何らかのアプリケーションからファイルを取り込んだ時に

テキストや数値になっているブール値を変換する用途が主です。

仕様

bool(<value>)
引数省略時の値説明
value省略不可変換する値
各引数の詳細

利用方法

多くの場合、種類が「ブール値」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。

「式」タブ、boolをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。

次のような表示になれば設定完了です。

この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です

引数として変換する値を指定します。

テキストの場合は’で囲み、数値の場合は'なしで指定します。

動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。

動的なコンテンツを式で取得する方法

値の変換は次のように行われます。

指定値結果
0false
0以外true
'true'true
'false'false

テキストで'true'、'false'以外を指定されるとアクションがエラーになります。

大文字・小文字は吸収されます。

Power Automateを効率的に習得したい方へ

当サイトの情報を電子書籍用に読み易く整理したコンテンツを

買い切り950円またはKindle Unlimited (読み放題) で提供中です。

Word-A4サイズ:1500ページの情報量で

(実際のページ数はデバイスで変わります)

基本的な使い方から各トリガー/アクションの詳細な使い方、

頻出テクニック、実用例を紹介。(目次

体系的に学びたい方は是非ご検討ください。

アップデートなどの更新事項があれば随時反映しています。(更新履歴

なお購入後に最新版をダウンロードするには

Amazonへの問い合わせが必要です。

関連記事

変換関数の記事一覧