Power Automate 「bool」関数
boolはPower Automateの式に使用する関数で、
数値や特定のテキストをブール値に変換する関数です。
何らかのアプリケーションからファイルを取り込んだ時に
テキストや数値になっているブール値を変換する用途が主です。
仕様
bool(<value>)
引数 | 省略時の値 | 説明 |
---|---|---|
value | 省略不可 | 変換する値 |
利用方法
多くの場合、種類が「ブール値」の変数の初期化か設定の際の「値」の中で利用されます。
「式」タブ、boolをクリックすると関数名と()が数式欄にセットされます。
次のような表示になれば設定完了です。
この紫のアイコンをクリックすると関数を変更可能です
引数として変換する値を指定します。
テキストの場合は’で囲み、数値の場合は'なしで指定します。
動的なコンテンツや変数を利用する場合は特殊な指定を行います。
値の変換は次のように行われます。
指定値 | 結果 |
---|---|
0 | false |
0以外 | true |
'true' | true |
'false' | false |
テキストで'true'、'false'以外を指定されるとアクションがエラーになります。
大文字・小文字は吸収されます。
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