Power Automate ブール型変数

2020年7月25日

変数はプログラミングで用いられる要素でデータに名前を付けて格納する箱のようなもので、

一定の制限化で様々なデータを格納できます。

変数を活用できるかでPower Automateで出来ることに大きな差が出ます。

変数の種類:ブールは正しいか(True)、間違っているかを(False)かを扱います

このTrue、Falseはプログラミングでは真偽値などとも呼ばれます。

この記事ではブール変数の使い方を紹介します。

使い方

変数の初期化

変数を利用するにはまず初期化が必要です。(これをしないと変数として登録されない)

それにはフローにステップを追加する際に「組み込み」の「変数」コネクタを選択します。

「組み込み」の「変数」コネクタを選択

「アクション」より「変数を初期化する」を選択します。

「アクション」より「変数を初期化する」を選択

変数の名前を任意、種類(変数に格納するデータの種類)をブール値に指定します。

値は最初に指定しておく変数の内容です。未設定でも構いません。

未設定の場合、変数の内容はFalseになります。

値を設定

固定値

変数に値を設定する場合は、「変数」コネクタの「変数の設定」アクションを使用します。

そして値欄にtrueかfalseかを設定します。

trueの設定例
trueの設定例
falseの設定例
falseの設定例

論理関数

式に論理関数を利用すれば判定結果を格納できます。

例えばequals関数を利用すると二つの値が同一であればTrue、異なればFalseを格納されます。

equals関数の利用例
equals関数の利用例

条件」アクションを使用するとフローが見にくくなるため

論理関数と変数を利用するほうが整理されるなら、こちらを利用しましょう。

他にもこのような論理関数があります。

関数名機能
andすべての式が true かどうかを調べます。
equals両方の値が等しいかどうかを調べます。
greater1 番目の値が 2 番目の値より大きいかどうかを調べます。
greaterOrEquals1 番目の値が 2 番目の値以上かどうかを調べます。
if式が true か false かを調べます。 結果に基づき、指定された値を返します。
less1 番目の値が 2 番目の値より小さいかどうかを調べます。
lessOrEquals1 番目の値が 2 番目の値以下かどうかを調べます。
not式が false かどうかを調べます。
or少なくとも 1 つの式が true かどうかを調べます。

変数の利用

論理関数に組み込む

論理関数にブール変数を含めることも可能です。

これによる複雑は判断を最小限の条件コントロールで実現可能です。

それには式の設定時に動的なコンテンツから変数を選択するか

variables関数に’で囲った変数名を指定します。

ブール変数を論理関数に組み込む例
ブール変数を論理関数に組み込む例

ただし設定対象の変数を式の中に組み込むことは出来ません。

条件に組み込む

「条件」アクションに含めることが可能です。その場合は片方にブール変数、片方にtrueを指定します。

falseでも可能ですが、「いいえの場合」が二重否定になり理解しづらくなるので控えましょう。

「条件」アクションに含める例

「はいの場合」と「いいえの場合」アクション自体が変わる場合は「条件」アクションが良いですが、

どちらもメールを送るが内容が違うような場合はif関数の結果を変数に格納し、

結果の変数を一つのアクションで処理するほうがフローが奇麗です。

if関数の最初の引数にブール変数(variables関数に’で囲った変数名)を指定し、

2つめに「はいの場合」、3つめに「いいえの場合」にあたる設定値を指定します。

if関数を使用する例

文字列(メール本文など)として表示

ブール変数をメール本文に入れると内容を送信できますが、

そのままでは動的なコンテンツに出てこないので変数名で検索が必要です。

ブール変数をメール本文に入れると内容を送信可能、そのままでは動的なコンテンツに出てこないので変数名で検索が必要

関連記事

初心者向けの記事一覧