Power Automate Desktop「SQL ステートメントの実行」アクション

2023年7月12日

English version.

SQLを実行して操作を行うアクションです。

主に「SQL 接続を開く」アクションで接続したデータベースに対して操作を行いますが、1つのSQLだけであれば、このアクションだけでも実現可能です。

利用方法

SQL 接続を開く」の設置後に「SQL ステートメントの実行」をドラッグします。

パラメータにSQLを設定します。

SQLは専門的な知識が必要で、データベースに過大な負荷をかけてしまう恐れもあるため、

可能であればシステム管理者等の助言を受けましょう。

SQLの実行結果が生成された変数にデータテーブル形式で格納されます。

データベース上のカラム名が、そのままデータテーブルの列名になります。

これに対してExcel等への貼り付けや計算を行っていきます。

パラメータ

接続の取得方法

データベースの接続方法を指定します。

SQL接続変数

先述の「SQL 接続を開く」アクションを利用して接続する方式です。

複数のSQLを実行する場合に向いています。

「SQL 接続」に「SQL 接続を開く」アクションで生成された変数を指定します。

接続文字列

SQL 接続を開く」アクションを利用せず接続する方式です。

実行するSQLが一つしかない場合に向いています。

接続文字列の設定はキー入力では難しいため、データリンクプロパティを利用します。

プロパティの設定を行います。この設定には専門性が必要なため

システム管理者等のアドバイスを受けましょう。

必要な情報入力を行い、OKボタンをクリックすると接続文字列が生成されます。

この接続文字列はコピー&ペーストで流用可能です。

SQL ステートメント

実行するSQLを指定します。

SQLは専門的な知識が必要で、データベースに過大な負荷をかけてしまう恐れもあるため、

可能であればシステム管理者等の助言を受けましょう。

タイムアウト

SQLの実行待ちをする秒数を指定します。

時間のかかるSQLの場合は、タイムアウトを長く設定します。

生成された変数

SQLの実行結果が生成された変数にデータテーブル形式で格納されます。

データベース上のカラム名が、そのままデータテーブルの列名になります。

これに対してExcel等への貼り付けや計算を行っていきます。

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